旗竿地の特性を活かし、道路側からの視線を気にせずゆったり過ごせる広い庭とカバードポーチを計画。「まだ活用しきれてないのですが、バーベキューやプール遊びなどできたら良いですね。カバードポーチには、これから椅子とテーブルを設置する予定です」
2×6工法を採用し、気密値0.36の高性能住宅を実現。遮音性も高く、家族の車の音に気づかないことも。また、リビングとつながるカバードポーチの屋根が日射量をコントロールしてくれるので、真夏の直射日光が室内に入ってくることはなく、快適に過ごせているそうです。
キッチンは壁付けにして広く、吊り戸棚も設置したいという夫人のこだわりを実現。「採用したいメーカーが決まっていたので、それに合わせてプランニングしていただきました。施主支給を快くOKしてくださったことにも感謝しています」と感謝のお言葉をいただきました。
冷蔵庫や炊飯器などの家電はリビング・ダイニングの方から見えないように設置されているので、生活感が出にくい。こちら側にも収納を備えており、奥には大容量のパントリーを設けているので、収納スペースに困ることはないということです。
リビングは5枚引き込み戸で完全に仕切れるように設計されているので、来客時はゲストルームとして使うことも可能。テレビ周りの造作収納はキッチンと同じメーカー・同じ面材を使用し、取手部分のみリビング仕様にすることで統一感を演出しています。
子ども部屋は二面最高で明るく居心地の良い空間。白い窓枠のデザインと上品なグレージュのクロスの組み合わせによって、シンプルでありながら洗練された印象に。
2階に配置したセカンドサニタリーは、白を基調とした清潔感のある空間。奥のシャワールームは1階のバスルームを家族が使っているときや、短時間でサッと汗を流したいときに便利。
玄関は両側にシューズクローゼットを備えることで、常にすっきりとした印象をキープ。空間に調和する白い建具は、年数が経っても塗り替えながら長く大事に使えるものを採用している。
階段は踏み面を広く、ゆるやかに設計することで、小さな子どもでも安全に上り下りできるように配慮。悌子ではなく固定階段で小屋裏で移動できるため、大きな荷物を運ぶ際も安心。
屋根の形状がおしゃれな北側のファサード。人通りがあるため1階部分の開口部を最小限に抑え、プライバシーを確保しました。建物の形は間取りを優先しつつ、担当者とお写真を拝見させていただき、デザインやカラーのイメージを伺い、数パターン描き起こしてこちらのデザイン・プランを採用されました。
施主様のこだわり
流⾏に左右されないデザインと、開放的な住空間。快適な暮らしを叶える性能も重視
以前アメリカに住んでいたAさん家族。現地で⾒た家や暮らしていた家を参考にしながら私たちとイメージを共有し、理想のデザイン・プランを形にしていきました。1階は開放感あふれるLDKをメインとした居⼼地の良い空間で、リビングの先に広がるカバードポーチと芝⽣の庭も印象的。「カバードポーチの奥⾏きは通常より広く、幅は可能な限り⻑く設計してもらいました。ハンモックで寛ぎながら、のんびり過ごせる半屋外空間として活躍しています」とAさん。2階には家族の居室とセカンドサニタリーを配置し、固定階段で上がれる⼩屋裏収納も計画。⼗分な広さを確保しており、普段使わないモノを保管できます。また、性能⾯も妥協したくないという思いから、当初考えていた2×4⼯法よりもさらに⾼い耐震性・断熱性・気密性を発揮する2×6⼯法を選択。LDKは⼩さめのエアコン1台で⼗分快適に過ごすことができ、冬場窓の近くにいても寒いと感じることはなく、住み⼼地に満⾜されているとのことです。最後にノーザンハウスとの家づくりを振り返っていただくと、「⼊居して1年経ちますが、『もっとこうすれば良かった』という後悔がほとんどありません。お願いした通りの住まいを叶えてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔でお言葉をいただきました。