耐防風性
●台風・暴風にも強いツーバイフォー工法
ツーバイフォー住宅の屋根(軒下)は強風に対して、構造的に優れた強度を備えています。台風以上に強烈なハリケーンが襲う北米で生まれただけに、強風に備える独自のアイデアが採用されています。
ツーバイフォー工法においては、屋根全体が一面の構造体となっており、軒下から強い吹き上げ風があっても、屋根が持ち上げられにくい強固な構造です。
この金物の1個当たりの許容耐力は、じつに2,303N(風速70mの時に金物1個当たりにかかる力は1,666N)もあります。ハリケーンタイは屋根のたる木と構造壁をがっちりと連結し、強風にあおられても屋根が吹き飛ばされないようにします。 最近では、ツーバイフォー住宅だけでなく、軸組工法住宅にもこのあおり止め金物が使われるようになってきました。また、あおり止め金物は多雪地の軒先の雪庇対策としても有効です。