WORKS
Work No.6
周辺環境に調和する落ち着いたデザイン。バルコニーがない分、すっきりとした印象に。「賃貸暮らしの時からバルコニーは使っていなかったので、あえてつくりませんでした。洗濯物や布団は乾燥機を活用しており、不便に感じることもありません」とTさん
１階の居室は床補強工事を行い、マシンを設置してトレーニングルームに。体を動かして汗をかいたら、隣接するユーティリティーを通ってバスルームへスムーズに移動可能です。
初めは天井からスクリーンを吊り下げる計画でしたが、プロジェクターの映像をきれいに投影できる専用の壁紙を採用し、コストと手間を抑えながら大迫力画面のホームシアターを実現。
土地の高低差を活かし、西向きに視線が抜ける窓を配置。隣家に面する窓はプライバシーを確保するため、すりガラスに。さらに、断熱性・遮音性を高めるトリプルガラスを採用することで、より快適な住環境を実現しました。
書斎は日射量の影響を受けにくい北側に。一日を通して安定した光が入るため、パソコン作業も快適。「程よい広さなので室温のコントロールがしやすい点も気に入っています」とTさん。
海外製のビルトイン食洗機を備えた、Tさんこだわりのオーダーキッチン。輸入住宅にぴったりのカントリー調デザインは、Tさんが当時観ていた海外ドラマのキッチンを参考にしているそうです。
住宅密集地であることを感じさせない、明るく居心地の良いLDK。天井高は標準よりも300mm高い2700mmとし、通路にもゆとりをもたせることで、より開放的な住空間を創出しています。
収納を兼ねたアイランド型の作業台は、カウンターとしても使えるように形状を工夫。立ちながらパソコン作業をしたり、ハイチェアを置いて食事をすることも可能。
Work No.6
【1755万円｜32坪｜間取り図有】オーダーキッチンやトレーニングルーム、ホームシアターで家時間を快適に
施主Tさんのこだわり
「予算内」を前提にしつつ、キッチンなどの譲れないポイントは妥協せずグレードアップ
初めから注文住宅を建てようと思っていたわけではなく、マンションの購入も検討していたTさん。自営業であるため、自宅＝仕事場という点を考慮しながら、仕事もプライベートも快適な住まいのカタチを模索していたという。「最初はマンションを見て回ったのですが、決められた間取りや設備に納得がいかなくて。それなら自由につくれば良いのでは？と思い、注文住宅にシフトしました」とTさん。そんなTさんの住まいで最も印象的なのが、2階の中心に位置するL字型のオーダーキッチン。当時観ていた海外ドラマを参考に、担当者とイメージを共有しながら理想のデザインを追求したという。料理をするのが楽しくなるキッチンの他にも、気軽に体を動かせるトレーニングルーム、壁をスクリーン代わりにしたホームシアターなど、家時間を充実させる工夫が満載。書斎はほどよいこもり感のあるスペースで仕事に集中できるため、プライベートとのメリハリもつけやすい。また、部屋数を抑えた分、各空間にゆとりをもたせているのもT邸の特徴だ。「長く過ごす空間・よく通る場所を広くしたい」というTさんの思いを受けて、LDKの天井高は通常よりも300mm高く、階段の幅は1.5倍広く設計。居室の扉も、標準仕様より一回り大きいサイズを採用している。予算を最大限に活かし、理想の住まいを叶えることができたTさん。「特にキッチンは妥協せずにこだわって本当に良かった」と笑顔で語っていただきました。