WORKS
Work No.2
オレンジの土壁で表情豊かに仕上げた南欧プロヴァンススタイルの住まい。エアコンの室外機を隠すルーバーは、外観デザインに合うようOさん自ら製作。左側グリーンの扉は店舗入口、右側ホワイトの扉は住居用の玄関になっています。
2階のLDKは、ホワイトを基調としたシンプルかつエレガントな空間。照明による人工的な光が苦手というOさんは、自然光のみで過ごせる明るい住空間に大満足。居室は全てLDKとダイレクトにつながっているため、家族が集まりやすい空間構成となっている。
家族用の玄関ホール。吹き抜けや窓付きの扉から採光を確保することで、明るい空間を創出。上部にアーチ型の開口部を設けたシューズクロークや、輸入住宅らしいおしゃれな形状の手すりなど、空間を楽しく彩る工夫が散りばめられている。
壁面の飾り棚は、現場監督から提案を受けて設置したもの。ただ要望通りにつくるだけではなく、好みを理解した上でのアイデア出しも積極的に行なってくれる。奥の待合室は、プリザーブドフラワーやステンドグラスのワークショップを開催する場としても活用している多目的な空間。
１階の店舗部分。パーゴラや受付カウンター、靴箱はOさんの思い描くイメージをヒアリングし、同社が造作したもの。「受付背面の棚は、フランスのパン屋さんで使われていたものを購入して持ち込み、取り付けてもらいました」とOさん。
じんわり・ぽかぽか体を温める『陶板浴』の熱源は電気式（※Oさんが運営する店舗の場合）。24時間稼働させているものの、太陽光発電システムを4.7kW搭載しているため、「店舗・住居を合わせても、以前暮らしていた二世帯住宅の電気代より負担が軽くなって驚いています」とOさん
Work No.2
【2409万円｜52.4坪｜店舗併用｜間取り図有】独自のネットワークを活かし、自宅売却の相談にも対応
施主Oさんのこだわり
店舗と住居、それぞれの空間が持つ役割を考慮しながらコーディネート
10年以上前に注文住宅で二世帯の家づくりを経験しているOさん。完成当時から家族構成が変わり、ライフスタイルも変化していく中、実家の土地を引き継いだタイミングで2回目となる家づくりを決意した。しかし住み替えであるため『家づくりと自宅売却を同時進行』というハードルが立ちはだかる。「他社に相談したところ、はっきり無理だと言われました…。一方ノーザンハウスの岡崎さんは、不動産部門での実務経験と独自のネットワークを活かし、スムーズに売却ができるようバックアップしてくれて。おかげさまで、新居完成から１ヶ月後という絶妙なタイミングで旧居を売却することができました」と振り返る。そんなOさんの新居は、『陶板浴』を営む店舗併用住宅。「2回目の家づくりを決意した際、同時に起業を決めたので、１階は店舗、２階は住居という空間構成を希望しました」とOさん。店舗部分はブラウンとホワイトを組み合わせたぬくもりあふれる癒しの空間。来店するお客様からも「素敵なお店ですね」と好評。２階の住居部分は、床・壁・扉をホワイトで統一したシンプルな空間に、家具や雑貨がセンス良く配置されている。「以前は外出することも多かったのですが、今は家で過ごす時間の方が好きなんです。仕事も趣味も、思いっきり楽しんでいますよ」と笑顔で語っていただきました。