おうち作りの際によく使用される建築用語などをご紹介いたします。
ぜひご参照くださいませ。
掲載:2026.1.10
【輸入住宅の外観デザイン】
「アーリーアメリカン」
アメリカ開拓時代(17世紀〜18世紀)の伝統的な住居スタイルを指します。別名「コロニアル様式」とも呼ばれます。
・ラップサイディング
小幅の外壁材を横方向に一枚ずつ重ねて張っていく施工方法のこと。
外壁材を重ねることで立体感を生み出し陰影の美しいデザインとなります。最近ではサーファーズハウスや和モダンな平屋でも人気です。
・ドーマー
屋根の斜面から突き出すように設置された窓のこと。
ロフトや小屋裏収納などは空気がこもりやすいため、ドーマーを設置して空気の出入り口を作ると◎
・カバードポーチ
玄関から続く屋根付きの広いデッキのこと。
屋根があるので雨の日でも天気を気にせずに外の空気を楽しめます。
「南欧・プロヴァンススタイル」
塗り壁やS字型の瓦(オレンジや赤茶色)やアイアンの飾りなどで、明るく温かみのある外観デザインのこと。
外壁は白く、コテの跡を残したような塗り壁にするのが特徴です。
真っ白ではなく少しベージュやクリーム色がかった色を選ぶと、日本の街並みにも馴染みやすく汚れも目立ちにいお家になります。
・塗り壁
下地の上に土や漆喰などを塗り重ねて作り上げる壁のこと。
職人が手作業で行うので、機械では出せないムラや角を丸く整えるアール仕上げも自由自在に。
・S字瓦
断面がS字のように見える瓦のこと。
主に南欧・プロヴァンススタイルの屋根に使用され、オレンジや赤茶色、ベージュといった明るい色が特徴です。
あえて数色の瓦をランダムに配置する「混ぜ葺き(まぜぶき)」を施すことで、長い年月を経て補修を繰り返してきたフランスの古民家のような温かみのあるお家に仕上がります。
【外観装飾など】
「アイアン装飾」
・ロートアイアン(本物の鉄)
職人が鉄を火で熱し、ハンマーで叩いて形を作る工法です。
手作業で行うので、曲線の角度やねじり具合など唯一無二のデザインに。
・アルミ鋳物
溶かしたアルミをあらかじめ作った型に流し込んで固める工法です。
アルミなので雨にぬれても錆びず、軽いので取り付けも簡単です。
・妻飾り
屋根の三角形の壁部分につける装飾のこと。これがあると輸入住宅感が一気に高まります。
・面格子
窓の外側につける防犯用の柵のこと。プロヴァンススタイルには少しふくらみのあるデザインを採用すると本場のお家ような雰囲気に。
【気密・断熱性能】
・高気密
住宅の壁や床、天井などの隙間をなくし、外気の侵入や室内の空気の漏れを防ぐ性能のこと。
・高断熱
家全体を高性能な断熱材や窓で優しく覆い、外気温の影響をシャットアウトする性能のこと。
冬は暖かく夏は涼しい状態が持続し、エアコンの稼働を抑えても快適な室温を保つことができます。
・UA値
断熱性能を示す指標のこと。(外皮平均熱貫流率)
建物全体(壁・屋根・床・窓など)からどれくらいの熱がどれだけ逃げやすいかを数値化したもので、数値が小さいほど断熱性が高く省エネで快適な家であることを意味します。
・C値
気密性能を示す指標のこと。(相当隙間面積)
家の床面積1平方メートルあたりにどれくらいの隙間(㎠)があるかを表し、数値が小さいほど隙間が少なく気密性が高い(隙間風が少ない、冷暖房効率が良い)ことを意味します。
・結露
暖かい空気が冷たい表面に触れることで水滴に変わる現象のこと。
高気密・高断熱により壁内結露などを防ぎ家の耐久性を高めます。
・熱交換型換気システム
換気時に室内の温度と湿度を回収し、新鮮な外気と熱だけを交換してから取り込む換気システムのこと。
冷暖房費の節約に貢献します。
【工法】
・ツーバイフォー(2×4)工法
2×4はその名の通り「2インチ×4インチ」の木材で組んだ枠にパネルを貼り、壁・床・天井の「6面」で建物を支えます。
地震の大きな力を柱(点)ではなく壁全体(面)で分散させるため、非常に高い耐震性を誇ります。
・ツーバイシックス(2×6)工法
2×4工法は2インチ×4インチ(厚さ約10cm)の木材でしたが、2×6工法は2インチ×6インチ(厚さ約15cm)の木材を使用します。
壁が約5cm厚くなることで上からの重さに耐える力(鉛直剛性)が大幅にアップしたり、外の騒音が聞こえにくく中の音が漏れにくいお家になります。