カーキ×ホワイトのツートンカラーが特徴のM様邸。サイディングを縦・横に貼り分けることで、表情に変化をつけている。「カラーは悩みましたが、この組み合わせにして正解!縦・横の貼り分けは、岡崎さんが提案してくれました」(M様)
東側は三角屋根の可愛らしいシルエット。建物を見る方向によって異なる表情を楽しめる。手前の畑ではご両親がトマトやきゅうり、ナスなどを育てており、採れたての新鮮な野菜が食卓に並ぶこともあるという
食事の際は、家族全員がダイニングキッチンに集合。「母と並んで料理をすることもありますが、キッチン内もワークトップも広くて快適です」(M様)。開放感のあるオープンキッチンは、ダイニングにいる家族とのコミュニケーションも取りやすい
窓を防犯ガラスに変更、食洗機は深型に変更するなど、こだわりたい部分は妥協せずグレードアップ。施主様支給を活用しながらコストダウンを図ることで、当初の予算内に収めることができた
夏の夜、寝る前にエアコンを消しても朝まで涼しさが保たれていることに驚いたという。ノーザンハウスの家は、高気密・高断熱が標準仕様。保温力・保冷力に優れており、外気温の影響を受けにくいため、一年中快適に過ごせる
リビングイン階段、キッチンの形状、陽当たりの良さなど、全て希望通り。「ファーストプランを見た時に、伝えたことがバランスよく叶えられていて感動しました。提案された間取りから、ほとんど変更していません」(M様)
壁と天井をブルー系で統一した爽やかな空間。個性的なヘリンボーン床が良いアクセントに。ご両親がLDKなどの共有スペースを通らず、自室から洗面脱衣室・浴室へスムーズに移動できるよう、動線を工夫している
雨風や紫外線の影響を受けにくいインナーバルコニーを採用。主に洗濯物や布団を干すスペースとして活用しているという。ホールの天井に備えた物干し竿を降ろして室内干しもできるため、時間帯や天候を気にせず洗濯ができる
玄関は、急な来客時も引き戸でサッと生活感を隠せる2wayタイプ。「引き戸は下レールが不要な上吊り式。床との隙間が最小限になるよう、現場監督さんが上手く調整してくれました」(M様)
家族用の玄関は、シューズインクロークの役割も兼ねている。十分な広さを確保しているので、子どもの自転車やゴルフバッグなど、大きなモノも楽にしまえる。手前の棚は可動式なので、靴や荷物の高さに合わせて調節可能
「当時両親が暮らしていた家は築年数が経っており、しっかりリフォームするには新築並みの費用が必要。中古住宅を購入して同居するという案もあったのですが、せっかくなら自分たちに合った家で快適に暮らしたいと思い、建て替えを決意しました」(M様)。二世帯住宅を建てるにあたってM様が最も重視したのは、収納力。二世帯・5人分の荷物が1つの家に集まった時にモノであふれないよう、大容量のシューズインクロークやウォークインクローゼット、パントリーの他、大きな荷物をしまえる納戸も計画。適所に設けた収納によって自然と片付く住まいを実現した。また、玄関や水まわりを一緒に使用する共有型二世帯住宅でありながら、『家族団らん』と『程よい距離感』を両立している点もM様邸の特徴。ご両親は「家族とリビングで賑やかに過ごすこともあれば、自室で静かにテレビを見ることも。私たちの部屋はLDKと同じ1階にありますが、程よく離れているので、孫がリビングで走り回っていても気配を感じる程度です」と笑顔で語ってくれた。各世帯が気持ちよく暮らせる理想の二世帯住宅を、予算内で叶えることができたM様。日々便利さ・快適さを実感することはあっても、不満なところは一つも出てこないという。