Earthquake resistant
耐震性
●地震保険から見る住宅の危険度比率
地震保険の支払実績データが金融庁ホームページに掲載されています。 非木造(鉄筋コンクリート・鉄骨造)を1とした場合の危険度の比較です。枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、非木造と比べても圧倒的に安全であることがわかります。
●地震に強い6面体で支えるものコック構造
ツーバイフォー工法は「面と線」により6面体で、建物を支えます。「柱」や「梁」などを点で結合する在来軸組工法との一番の構造的な違いはここです。 ツーバイフォー住宅は地震での倒壊ゼロです。東日本大震災にてツーバイフォー住宅の倒壊はゼロ、さらに98%が補修不要(津波被害除く)でした。阪神淡路大震災では倒壊ゼロはもちろん、被災したツーバイフォー住宅のうち96.8%が補修不要でした。(※残り3.2%は、地盤の移動・液状化及び隣家のもたれかかりにより住宅の一部が損壊したものです。)
上の比較は、ツーバイフォー住宅と在来鉄骨軸組工法の住宅の地震への強さを比較したものです。色が黄色・赤になるほど負担がかかっています。 手間をかけて複雑にすれば強いか、というと決してそうではないことがわかります。
●6面体で支えるモノコック構造だから地震に強い
世界有数の地震国である日本において、住宅の「耐震性」はもっとも重要な基本性能です。 床・壁・屋根が一体となった6面体モノコック構造※のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを面体で受け止め、吸収する構造です。地震力が接合部に集中することがなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。
※モノコック構造モノコック構造とは、外板に応力を受け持たせる構造のことで、応力外皮構造とも呼びます。 ギリシャ語で「ひとつの…」という意味の接頭語”mono”と、フランス語で「貝殻」という意味の語”coque”を組み合わせた合成語です。 車体・機体のフレームの代わりに、外板に必要最小限の加工を施して強度剛性を持たせる設計のことで、 内部空間を広く取ることができ、構造を簡素化することで軽量化にもつながります。
●6面体で支えるモノコック構造だから地震に強い
世界有数の地震国である日本において、住宅の「耐震性」はもっとも重要な基本性能です。 床・壁・屋根が一体となった6面体モノコック構造※のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを面体で受け止め、吸収する構造です。地震力が接合部に集中することがなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。
※モノコック構造モノコック構造とは、外板に応力を受け持たせる構造のことで、応力外皮構造とも呼びます。 ギリシャ語で「ひとつの…」という意味の接頭語”mono”と、フランス語で「貝殻」という意味の語”coque”を組み合わせた合成語です。 車体・機体のフレームの代わりに、外板に必要最小限の加工を施して強度剛性を持たせる設計のことで、 内部空間を広く取ることができ、構造を簡素化することで軽量化にもつながります。
【オプション装備】ワンランクUPの制震力『より安全である住まい』へ
ノーザンハウスでは地震から『大切なご家族を守る』ことへのこだわりから、6面体モノコック構造である2×4工法を採用致しました。 2×4工法による耐震性の高さは、長年の施工実績においても実証されており、『耐震構造』→『揺れに耐える』ことにより大切な家族をお守りいたします。 近年において、震災の規模を想定することの難しさから、『より安全である住まい』を実現する為、ノーザンハウスでは『耐震構造』に『制震力』を加えることにより、地震の『揺れに耐える』ことに加え揺れをコントロール(抑制)する事で『揺れを吸収』する力を生み出す『制震システム』を採用(一部商品のみ)致しました。 地震の揺れをコントロール(抑制)し、家具等の転倒による事故を防ぐ『安全性』の向上や、建物の変形を抑制する事による『建物の長寿命化』を実現いたします。
耐震性・制震性は建物の規模や形で変わるものです。 ノーザンハウスでは、1棟毎個別に変形抑制効果を解析。 お客様に合せた解析シートを提出致します。
●制震システムとは?
東日本大震災の教訓のもと、政府は想定されるM9.1の南海トラフ巨大地震に備え、建物の徹底した耐震対策を呼びかけています。 それに応えるべく、在来軸組工法及び枠組壁工法の日本の家づくりにいま効果的な対策が求められています。 ノーザンハウスは、地震エネルギーを吸収し、大地震後の連続する地震を経ても住み続けられるような家づくりを目指しました。 制震装置による、2×4工法に対応する軽量・コンパクトで低価格化を実現し、安全で安心の2×4家づくりを力強く支えます。
地震エネルギーを吸収する変形率300%、耐久性60年の高減衰ゴムを組み込んだ高性能ダンパー。 上下に設置された減衰効果抜群の鋼製アーム。繰り返す余震にも強い復元力を発揮します。
ダンパーが一番効率よく働く位置を探していくと、上下のV型アームの頂点にダンパーを置いた形状が最適で、 建物の変形を効率よく回転運動に変換し、高い変形抑制効果を発揮します。
1. 地震エネルギーがアームへ
地震のエネルギーが建物に加わるとたて枠に装着したアームAに圧縮、Bに引張の力がかかります。
2. アームの力がダンパーへ
アームA、Bにかかった力が、ダンパーCを押し込むと同時にアームBを押し上げ回転運動に変換します。
3. 高減衰ゴムが変形
ダンパーCとDは高減衰ゴムで接合されており、Cの回転により高減衰ゴムがせん断変形します。
4. 地震エネルギーを吸収
震動エネルギーを高減衰ゴムがせん断変形して熱エネルギーに変換し、建物の揺れを吸収します。
一般ゴムと高減衰ゴムの比較
一般ゴムの球と高減衰ゴムの球を同時に同じ高さから落とすと、一般ゴムは弾むのに対し、 高減衰ゴムはほとんど弾みません。これは、高減衰ゴムが落下の運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、 衝撃を吸収するためです。
「耐震+制震」の2×4〈SG〉工法は安全・安心の証
実験データが実証する制震力 地震の揺れを最大 約60%※軽減 グラフは青い線が制震装置なしの時の揺れを示し、赤い線がV制震装置を4枚設置した時の揺れを示しています。 制震装置を設置することで最大約60%の変形抑制効果が確認できました。
制震装置設置のポイント
① 制震装置は、剛心位置を考慮してバランスよく設置することで高い変形抑制効果が期待できます。
② 設置数は変形抑制効果やコストによって増減することが可能です。
(設置数の目安は40坪まではX・Y方向それぞれ2枚の計4枚です。)